《お役立ち情報》家賃の半年分程度は初期費用として用意

"賃貸物件へは引越しや近隣住民への挨拶、さらに不動産会社を介した場合におきましては仲介手数料などが必要となります。
もし賃貸への引越しを考えているのでしたら、最低でも決めた家賃の半年分以上は準備しておくことが大切です。

 

賃貸物件を探している際に最も気になってしまうことと言えばやはり家賃となります。
毎月安定して家賃を支払っていくためには収入の1/3までと言われており、これが生活に支障の出ない範囲となります。

 

もしあなたの月収24万円であったとしたら家賃は8万円まで、と予めしっかりと決めておきましょう。
無理して高額家賃の物件を選んでしまうと、管理費や駐車料金などを追加で支払うこともあるので注意が必要です。"



《お役立ち情報》家賃の半年分程度は初期費用として用意ブログ:2019-01-20

父は五十二才の時、
交通事故で盲目となりました。

顔を四十九針も縫い、
フロントガラスで目の角膜を切るという
すさまじい事故でした。

体質も大きく頑丈で元気の良かった父は、
仕事も趣味もバリバリ頑張ってきた人だったので、
突然の盲目、しかも高齢という事で
あたしたち家族や周りの人の心配は大きなものでした。
 
ちょっぴり短気で勝気な父が
6ヶ月の入院を終え、視力ゼロになって帰宅した時、
家族は、はれ物にさわるように父に接しました。

ところが皆の心配をよそに
退院後はだんだんと穏やかになり
笑顔をさえ見せるやさしい父に変わっていきました。

高齢の為、点字こそ覚えられませんでしたが、
訪れる人と談笑し、ラジオを聞き、ビールや食べる事を楽しみ、
後には盲人会の役員までこなすという
積極的な人生を送りました。

父は七十九才で亡くなりましたが、
あたしたち家族は、最後まで一度も
目が見えなくなって辛いとか苦しいとかいう
父の愚痴を聞いた事がありませんでした。

あたしには、食べる事に関して
父のどうしても忘れられない思い出があります。
それは、連日の「かつお節削り」です。

亭主関白で仕事人間だった父が
台所に入ってくるという事は、
それまで見た事もありませんでした。

事故の後、いつの頃からか
毎9時、母が食べる事の準備をしている横の食卓で
かつお節を削る…これが父の日課でした。

味噌汁のだしや青菜のお浸し、大根おろし…など、
その当時の我が家の食卓には大事な必需品でした。

指先でカツオ節の方向や削り具合を確かめながら、
カッ、カッといい音を出しながら器用に削るのです。

冬になると
母の漬けた極上の白菜漬に
父の削り節をかけるのが、何よりのごちそうでした。